Japanese Academy of Sensory Integration

  日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査
             JMAP


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 JMAPは、当学会が日本にて標準化した検査です。
 この検査は、感覚運動、言語、非言語的認知能力など、発達全般にわたる全26項目の評価項目によりなる就学前幼児(2歳9カ月〜6歳2カ月)を対象とした発達スタリーニング検査である。この検査の原版は1982年に米国の作業療法士Lucy J. Miller博士によって発表された、JMAPの特徴は以下のようにまとめることができる。
1)対象年齢を低年齢層にしぼり、障害をもつ可能性の高い子どもたちの早期発見を通して、早期の適切な治療的介入への道を開くことを目的としている。
2)従来の発達スクリーニング検査では往々にして見逃されやすかった中〜軽度の障害を拾いあげることに重点を置いている。そのために評価の精度に工夫を擬らし、課題の通過率を下位5%以下、25%以下、それ以上の3段階に分類し、下位25%以下の通過率に属する子どもたちを精査に振り分けるようになっている。
3)評価領域を、行動、認知、運動といった幅広い分野に広げ、小児の全般的発達を掟えることを目的としている。特に体性感覚や平衡感覚の評価など、幼児では初めて標準化された発達領域を数多く含んでいる。
4)子どもの年齢や行動の特徴を考慮し、短時簡に、かつ子どもが楽しみながら検査に参加できるよう検査道具、評価方法に工夫を凝らしている。
5)検査試行、結果の整理が簡便で、作業療法士のみならず、保母、心理学者、医師、理学療法士、言語療法士など多種多様な職種の人々が容易に使用でき、同時に専門家によって診断のための資料としても利用できるという二重の特質をもっている。
6)標準サンプルとして、北海道から九州に及ぶ全国655名の子どもたちを使用しており、信頼性、妥当性ともに統計学的に十分すぐれた性質を有している。


 JMAPは発達障害の病理に関する最新の知見を基に評価項目の選定および評価方法を決定しており、学習障害児に関する感覚統合理論の成果も十分に取り入れている。
 米国原版ではMillerによって、標準化より5年後の追跡調査がなされており、その結果、本検査が将来の学習達成度と高い相関を示すことが報告されている。また同様に、障害児400名を使用した発達プロフィールの分析では、本検査によって9種の異なる発達障害のプロフィールパターンが識別できることも報告されている。


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