The Japanese Academy of Sensory Integration


    日本感覚統合学会(旧称 日本感覚統合障害研究会)
               
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 感覚統合療法は、発達障害児のリハビリテーション、療育実践として、主に医療現場(作業療法)で発展してきました。この療法では、子どもの学習、行動、情緒あるいは社会的発達を脳における感覚間の統合という視点で分析し、治療的介入を行います。対象となる障害は、LD(学習障害)や自閉症などの発達障害が中心ですが、その理論と実践法の原理は、精神障害や高齢者のケア実践にも応用されてきています。
 日本感覚統合学会は学際的(医療・福祉・教育)な学術団体です。

 2004年11月、日本感覚統合障害研究会は、日本感覚統合学会
 (The Japanese Academy of Sensory Integration)へ名称を変更しました。
  
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日本感覚統合学会 事務局

〒950-3198 新潟市島見町1398
 新潟医療福祉大学医療技術学部
永井研究室内
  FAX 025-257-4512

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平成22年度 NEW!アドバンスコース
                  受講生募集


 自閉症のセラピーが主体となる実践研修のお知らせです。日々の臨床でギモンが解決されない方、自閉症児に対するSIの可能性を体験したい方・・・・平成22年度は大阪にて開催いたします。この研修はセラピスト自身が感覚-運動体験を通じ、自身のセラピーを見なおしてみる実践&体験型の研修です。たった4人という受講生に対して講師が2名というお得な設定です!みなさまの参加をお待ちしています。

  日時:前期 平成22年5月21日(金)~23日(日)
      後期 平成22年7月2日(金)~4日(日)
  会場:大阪市更正療育センター、、クレオ大阪南
  講師:姫路獨協大学 小西紀一
      京都大学    加藤寿宏
  
            詳細は、募集要項へ


講演会『感覚統合と牧場暮らし』のお知らせ

 NPO法人インフォメーションセンター由布院より講演会のお知らせです。発達障害に関わる方、特別支援教育やセラピーに関わる方、学校、幼稚園、保育園の先生方、医療・福祉施設の職員の方、ちょっと気になる子どもたちの豊かな成長を願う方・・・、皆様の参加をお待ちしています。

  日時 : 2010年2月20日(土)14:00-16:00
  会場 : 湯布院公民館
  講師 : 県立広島大学 土田玲子

        詳細は、募集要項へ

平成22年度 FD研修会 受講生募集
   「学校支援2 -感覚統合の視点-」

 昨年度行った学校支援の研修会においては、受講希望の方が多く、お断りをした状況となりました。アンケートにおいても、継続して行って欲しいという要望が多く出されていました。
 今年度の研修会はすでに感覚統合の視点を教育に導入している、現場の先生方(長崎語ろう会)に来ていただき、具体的なお話しをお聞きしたいと思います。
 今回の研修会には、会員、非会員に関わらず多くの学校関係者(教諭)の方々に参加して頂きたいと思っております。みなさんで声をかけ合って頂き、連携の輪を繋げるきっかけの機会にもなればとも考えております。
 多くの方の参加をお待ちしています。

 日時:2010年4月24日(土) 9:30-17:00
 場所:未定(東京都内で調整中)
    受講決定者には、直接メールにてお伝えします。
 講師:長崎大学医学部保健学科 岩永竜一郎
    長崎語ろう会:感覚統合の視点を教育に取り入れている
           教諭1~2名

        詳細は、募集要項へ


日本版感覚統合検査開発委員会からのお願い

 日本版感覚統合検査は4歳~10歳までの発達障害児の感覚統合機能を評価する検査として2001年より開発に取り組んできました。
 これまでに、定型発達児のデータ収集が、目標の80%ほど終了し、現在、発達障害児データの収集、信頼性・妥当性を検討するためのデータ収集を開始し始めました。
 完成に向けてあと少し会員の皆さんのご協力が必要です。具体的には以下の2点です。
 ①4歳児、5歳児のデータ
 ②同一の検査を同一の対象者(定型発達児)に対し、一定期間(2  ~3週間以内)をおいて2回実施するtest-retest 法でのデータ  収集の協力

         詳細は、こちら


ご挨拶  感覚統合を通して伝えたいこと
                            学会会長 土田玲子

30年程前の話です。A君は両足を揃えて立つと体がふらつくので、朝会では足を開いて立っていました。また椅子に座るとずるずると体が前に落ちてしまうので、椅子に正座をして授業を受けていました。このように彼は当時の医師が小脳障害と診断したほどバランスが悪く、手先の動作や眼球運動もとても不器用でした。そんな彼が黒板の字をノートに写すのが難しいにもかかわらず、配布したプリントには正解することができるため、当時の先生にとってA君は「不思議で理解できない子」でした。
 今、ようやく発達障害の啓発期を越える時代を迎え、これからの日本で私達ができること、しなければならないことを考えてみたいと思います。
 感覚統合は、子どもの発達や支援の考え方を裏づける「理論」と、具体的支援の「方法」を提示するという2つの面を持っています。
 理論の側面では、感覚の過敏さや不器用さの理解など、子どもが抱える「見えにくい」ゆえに「理解されにくい」困難に1つの理解の方策を提示することで、子どもの世界を内側から共感的に、且つ理論的な見通しを持って寄り添う道を開こうとしています。大人はどうしても自己の価値観を持って子育てをしがちです。しかもそれが、「正常」「人並み」「普通」などの価値を伴う事でさらに強力な確信となり、子どもはそれに抗う事ができません。
 感覚統合理論は、そのようなこちら側の視点の相対性を意識させる手段になります。また、援助者として「こちら側」にいるつもりの私達の世界の多様性に関する内省を促し、子どもの世界と私達の世界が実は多様性の連続体として繋がっていることにも気づかされてくれます。ゆえに私達はこの理論を通して、ひとの多様性と繋がりあいの価値観を発信しなければならないと考えます。
 またこの理論は、「からだの育ち」の重要性についても説明を試みます。現代文明は、子どもの読み、書き、計算、ことばなどの力に価値を置きすぎる傾向を産み、さらに便利さ、快適さの追求によってひとの体を「退化」させる方向に進んでいます。そして子ども達は体をしっかり使って遊びこむ経験を奪われつつあります。そこで私達は、「からだの育ち」が子どもの全人間的発達の大きな基盤になることを発信することで、現代の子育て感や社会環境の変革に貢献しなければならないと考えます。
 さらに発達支援の実践法としての感覚統合は、個々の子どもにあった多様な感覚体験や、意欲や興味を育て生かすこと、成就感や達成感、成功体験に価値を置きます。子ども達と私達が互いに関わり合い、触れあうことで、人に対する信頼感や有能感、コミュニケーション技能や社会的な力の発達を育むことができます。また私達は、子どもを単に物理的危険から遠ざけるのではなく、その危険にうまく対応できる力や、環境に挑む力を育てたいと思います。そして大人の一方的な押し付けではなく、子どもの味方になれる素敵な発達応援団をたくさん増やしていかなければなりません。
 これから30年後、新たなA君の話が生まれるよう、今年も会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
                         2009年1月



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