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【ご報告と御礼】第41回日本感覚統合学会研究大会in沖縄終了

投稿日:2025年4月1日

2024年12月14・15日(土・日)に沖縄県糸満市で開催いたしました第41回日本感覚統合学会研究大会におきましては、皆様から多大なるお力添えを頂き、誠にありがとうございました。

初めての沖縄県での開催で参加者数を心配しておりましたが、事後配信のみを含め概ね400名の方にご参加を頂きまして、無事終了することが出来ました。

大会当日の企画を私なりに振り返りました。

基調講演について:加藤先生にご講話頂きました。主には会員さん向けに「次元の適応」に関してお話しして頂きました。本講演内容は、感覚統合研究2004年vol.10に掲載のコミュニケーションの発達.加藤著に魅せられた私がお願いした企画でしたが、会員の皆様にとって感覚統合の重要性と臨床に有意義な視点の発見、再確認となったのであれば幸いです。

公開講座について:広く沖縄県の皆様に感覚統合の考えをいかした支援について知って頂く機会になればと、公開講座として実施しました。大会を終了して県内関係者から「こんなに素敵な大会が沖縄県で開催され、うれしい。」とコメント頂き、県内での子ども達への支援の充実のため今後に繋がる企画となったと実感致しました。座長をはじめ、話題提供を頂いた先生には当日までに何度も打ち合わせをお願いして参りました。話題提供者の皆様、本当にありがとうございました。

招待講演について:田中康雄先生にお願い致しました。私は田中康雄先生のご講演は、何かドキュメンタリー番組を見終えたようで、心温まる感覚を覚えます。こんな先生の講演を研究大会で実施できたことをうれしく思っております。聴講された皆さんにとっても、普段の臨床の励みになったのであれば、企画者として幸いです。

シンポジウムについて:学会理事の岩永先生、太田先生、加藤先生方より、「子育て・保育・教育に感覚統合が貢献できること」として話題提供していただきました。実践的且つ理論的なお話を頂きました。皆様にとって支援に役立つ情報の発見や、大切だと思っているけど今一つ言語化できなかった部分が解消されることに繋がったのであれば、企画成功です。

大会記念講演について:「ゆう」の実体験に即した語りに会場の皆さんと感じ入った時間だったのではないかと思います。また個人的には「ゆう」の支援に携われたことに感謝すると共に、感覚統合の重要性を再確認させられました。招待講演同様、聴講された皆様にとって、日々の支援実践の励みとなったのであれば幸いです。

口述発表について:本大会では、研究・事例・実践の分野で合計12題の口述発表を実施致しました。感覚統合について研究大会の場で議論・共有することは、本理論・実践の発展にとって必須なことだと考えますので、会場にて積極的な議論が実施できたことをうれしく感じております。また大会に先駆けて、事例報告に関する動画をHPでアップし、実践報告のためのZoom相談会を実施致しました。共に作業を進めて頂いた、土田先生(学会長)、松島先生(関西医科大)、山西先生(東京都立大)に感謝致します。また今後の大会におかれましても多くの演題発表のエントリーがあることを願っております。

SIPについて:初企画・入門講習部持ち込み企画としてSIPを実施しました。スタッフの「感覚統合の実践とか解説とかインスタとか、動画で見られないのかな?」という何気ない言葉から、太田先生にアイデアを頂き、実施した計画でした。身近に感覚統合を知り感じることの出来る企画だったのであれば幸いです。

 大会2日目には、沖縄から世界で活躍しているレキオスさんのエイサー演舞を実施致しました。夜のレセプションの開催も検討しましたが、運営面での負担軽減を目的に中止を決定。一方で来所者の皆さんと沖縄らしさを体感できる企画をとの考えから、実施しました。迫力に涙される参加者、逃げ出す参加者もあり、大盛況頂きました。

 閉会の挨拶時に「大会いかがだったでしょうか?」と投げかけさせていただいた際、大きな拍手を頂きました。大会長としてこの上ない賛辞を頂いたと思っております。

 作業療法士ではない私が、個人的にゆかりがあったわけでもない沖縄という地で、本大会を開催するにあたり、不安も多くあったのですが、参加いただいた皆様から頂いた拍手で、すべて報われた気持ちとなりました。

最後に、本研究大会の開催にご協力頂いた皆様に感謝し、研究大会終了のご報告とさせて頂きます。

 ありがとうございました!!

第41回日本感覚統合学会研究大会

大会長 村越雄二

(発達支援ルームAQUA)